トートバッグのサイズガイド:用途別に選ぶ最適な大きさの目安とは?
最終更新日:2024.12.25
トートバッグは、商品画像を見るだけでは実際の大きさがイメージしにくいグッズです。また、S・M・Lなどサイズ展開が幅広く、表記を確認しても各数値がどの部分を指しているのか分からないと判別できません。そのうえ、トートバッグは形の種類によってもサイズ表記が異なるため混乱してしまいますよね。
そこで今回の記事では、トートバッグ正しい測り方やサイズ比較を踏まえ、適切な大きさを選ぶ目安を解説します。
トートバッグのサイズを見るポイント
トートバッグの大きさを把握したいときは、まずサイズ表記を確認しましょう。どのようなトートバッグでも、次の2つのサイズ表記が基本となります。
本体部分(横×縦×マチ)
一般的なトートバッグ本体のサイズ表記は「横(W)×縦(H)×マチ(D)」です。横(W)と縦(H)は、マチを内側に折りたたんだ状態の大きさを測ります。なお縦に該当する位置は、トートバッグ本体の開口部から底マチまで、マチがない場合は底辺までの最大幅です。また上下で長さの異なるトートバッグの横幅は、本体側面の最も長い部分からその反対側までを測ります。そしてマチ(D)とは、トートバッグの厚みや奥行きを指す用語です。マチを上下に広げた状態で、横幅と垂直になっている部分の最大幅を測ります。
持ち手部分(横幅×長さ)
基本的に、トートバッグの持ち手部分は本体と別表記になっています。持ち手の大きさの測り方は「幅(W)×長さ(H)」です。またメーカーによっては、長さを「H」ではなく「L」で表示している場合もあります。なお持ち手の長さとは、別に注記されている場合を除き、その部分の生地の全長です。トートバッグ本体の開口部から持ち手の頭頂部までの長さではありませんので、大きさをチェックする際は注意してください。
トートバッグの形の種類ごとのサイズ表記
トートバッグのサイズ表記は、形の種類によって測り方もさまざまです。ここでは、トートバッグでよく見かける以下3種類の大きさの測り方を説明します。
● 角底タイプ
● 船底タイプ
● マチなしタイプ
角底タイプ
角底タイプのトートバッグの大きさは「横幅(W)×高さ(H)×マチ(D)」で測ります。横幅は、マチの長さを含みません。なお角底タイプとは、底マチの形が四角になっているトートバッグです。全体的に直線的かつ角ばった印象で、マチの面積が広いため、自立するうえ見た目の大きさよりたくさんの物が入ります。
船底タイプ
船底タイプのトートバッグの大きさの測り方は「横幅(W)×高さ(H)×マチ(D)」です。横幅には、角底タイプとは異なりマチの長さが含まれます。なお船底タイプとは、両サイドのマチが内側に折り込むように縫いつけられているトートバッグです。全体を広げたとき、本体が船の形にみえることからその名前がつけられました。
マチなしタイプ
マチなしタイプのトートバッグの大きさは、単純に「横幅(W)×高さ(H)」を測るだけでOKです。一般的に、上下の幅が異なるときは最大幅が表示されています。マチなしタイプのトートバッグは本体部分に厚みがない分、収納力はイマイチですがすっきりとコンパクトな大きさです。
トートバッグの大きさのイメージ
一般的に、商品名などにおけるトートバッグの大きさは「S・M・L」の3サイズで表記されているケースが大半です。メーカーによって規格が異なる場合もありますが、基本的には統一した基準の下で大きさが設定されています。以下では、各サイズの大きさがイメージしやすいよう、それぞれどういった目安で製作されるのかをみていきましょう。
Sサイズ(A5/A5横)
SサイズのトートバッグはA5サイズの物を入れるのにちょうど良い大きさです。小ぶりで最小限の収納力なので、ちょっとした買い物・お出かけや持ち歩く荷物が少ない場合に適しています。
Mサイズ(A4/A4横)
トートバッグのサイズのうち、最もスタンダードな大きさとなるのがMサイズ。A4サイズが縦・横ともにすっぽり入るサイズ感のため、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに対応します。
Lサイズ(A3/A3横)
LサイズはA3の大きさの物がきちんと収まるほどの大容量。見た目もかなり大きくなるため、たくさんの物を入れることが想定されるトートバッグや大きさでオリジナリティを演出したい場合におすすめのサイズ感です。
トートバッグの適切なのサイズ選び方
トートバッグの大きさに迷ったときは、次の3つのポイントを目安にして選んでください。
● ①中に入れる物の量・大きさ・重さ
● ②持つ人の身長・体型
● ③実際に使用するシーン
①中に入れる物の量・大きさ・重さ
実用性に優れたトートバッグを制作したいときは、中に入れる物の量や大きさ、重さを目安にするとよいでしょう。例えば、たくさんの物を入れる場合は、全体の寸法にくわえ、マチが広くとってあるトートバッグが便利です。反対に少ない荷物を入れるトートバッグなら、大きさも小さめにするほうが出し入れしやすくなります。
②持つ人の身長・体型
実際のユーザーの身長や体型は、トートバッグの大きさを選ぶ基準の一つです。一般的に、高身長の方が多いメンズ用は大きめ、比較的小柄なレディース用には小ぶりなサイズ感が適しているといわれています。ただし、好みのトートバッグの大きさは人それぞれ。ターゲットや用途が限定されている場合を除き、ユーザーのスタイルにこだわり過ぎないほうがよいケースもあります。したがって、身長や体型はあくまでも目安であることを留意したうえで大きさを検討してください。
③使用シーン
どのようなシーンで使用するために製作するのかを踏まえれば、目安となるトートバッグの大きさがみえてくるはずです。例えばノベルティとして無料配布する場合、生地の使用量が少ないほうがコストを抑えられるため、Mサイズ以下かつフラットな形がよく選ばれます。一方、物販用として製作する際は、機能性やデザイン性を高めるため、ターゲット層の用途に応じた大きさにするとよいでしょう。
【用途別】ちょうどいいトートバッグの大きさの目安
ここからは、S・M・Lの3サイズのトートバッグから、よくある用途を想定して、それぞれに適した大きさの目安を紹介します。
通学・通勤→Mサイズ(A4/A4横)
通勤・通学用のトートバッグに適しているのは、A4サイズがすっぽり入るMサイズ。資料や書籍、PC・タブレットなどもしっかり収納できる大きさです。
買い物用のショッピングバッグ→Lサイズ(A3/A3横)
買い物用のショッピングバッグは、大容量かつ出し入れもしやすいLサイズの大きさがぴったり。たくさんの荷物が入った重いトートバッグは肩掛けできないと不便なので、持ち手の長さにも注意してください。
カジュアルなお出かけ→Sサイズ(A5/A5横)
カジュアルなお出かけには、トレンドのSサイズがおすすめ。デザイン性を重視して、持ち手は短いほうがバランスが取りやすいといえます。大きさや機能がコンパクトな分、全体のフォルムやプリント・カラーなどで差をつけましょう。
ピクニック→Lサイズ(A3/A3横)
ピクニックといったアウトドアシーンは収納力が抜群のLサイズが最適。また、持ち手が本体の大きさに対して短過ぎると機能性も落ちてしまうため、肩掛けできる長さが目安です。
子供用のレッスンバッグ→Sサイズ(A5/A5横)
小さなお子さまが持つレッスンバッグはSサイズが基本。大き過ぎると下について引きずってしまい、使いづらいうえ劣化も早めてしまいます。また、本体が小さめでも持ち手が長過ぎると下につきやすくなるため、短めにとるよう配慮してください。
ペアレンツバッグ→Lサイズ(A3/A3横)
大量の育児グッズを持ち運ぶペアレンツバッグは、とにかくたくさんの荷物が入れられることが大前提。大きさはLサイズ以上で、肩掛けできる長さの持ち手が必須だといえます。2種類の持ち手がついていて、2weyで持てるトートバッグもおすすめです。
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