トートバッグの「マチ」とは?種類やマチ付きバッグの例を解説!

トートバッグの「マチ」とは?種類やマチ付きバッグの例を解説!

最終更新日:2024.11.12

ファッション・アパレル関連の用語として一般の方でも耳にすることの多いトートバッグの「マチ」。しかし言葉自体は聞いたことがあっても、その意味やどの部分なのかよく知らない方も多いのではないでしょうか?

実はトートバッグにマチがあることで、より使い勝手がよくなります。種類とその違い、注意点も踏まえて、マチのあり・なしや広さを選びましょう。

この記事では、トートバッグのマチに関する豆知識を解説します。ノベルティにする場合のマチのメリットもお伝えしますので、グッズ制作の際のトートバッグ選びにもぜひお役立てください。

トートバッグを染める時に使える染料の種類

まず、トートバッグのマチに関する基礎知識を確認しておきましょう。

マチってどこの部分のこと?

マチってどこの部分のこと?

そもそも「マチ」とは、厚さや奥行きのこと。トートバッグでいうと、底の幅の広さがマチです。「底マチ」とも呼ばれ、一般的にデザイン性や見栄えのほか、機能性をアップさせるために付けられます。

マチありトートバッグのサイズの計測方法

マチのあるトートバッグのサイズは以下の方法で計測できます。

● (横幅:W)×(高さ:H)×(マチ:D)

なお底が折りたためるトートバッグのマチを計測するときは、マチを完全に広げた状態で長さを測ります。

トートバッグのマチの種類

マチと一口にいっても複数の種類があり、それぞれ形や作り方、特徴もさまざまです。以下では、代表的な3種類のマチの形状とその特徴を解説します。

別マチ

「別マチ」とは、本体の前面・側面とは別の生地を縫い合わせて作ったマチのことです。底部分がしっかりと固定されており、安定感も高くなります。生地の固い、革製のトートバッグによくみられる形です。

三角マチ

「三角マチ」とは、本体の底部分の角を折り、三角形になるように縫ったマチのこと。一般的なキャンバストートバッグに最も多い形状であり、内側を折ればすっきりとした角に、外側ならワンポイントになります。側面にマチがない状態になるため、トートバッグの口を広げたり折りたたんだりしやすくなるのもポイントです。

通しマチ

「通しマチ」とは、トートバッグの側面と底部分が一枚の生地で作られたマチです。マチの形状によってさまざまなフォルムのトートバッグになります。マチに角がないため、ボディに丸みを持たせたい場合や、ファッション性を高めたいときなどによく用いられる形状です。

トートバッグのマチの関連用語

マチ幅とは

「マチ幅」とは、トートバッグの底の短辺です。メーカーによってマチ・マチ幅・マチ底などさまざまな名称で表示されますが、基本的にすべて同じ部分を指します。

マチなしとは

「マチなし」とは、その名のとおりマチのないトートバッグのこと。厚みや奥行きがなく、スマートな印象です。

トートバッグにマチが付くことで何がいいのか

トートバッグにマチがあると、次のようなメリットが生じます。

● 収納力がアップする
● 自立して置ける

収納力がアップする

マチがあるバッグは内部の面積が広く、なしのものよりたくさん収納できます。耐久性・安定感もよくなるため、重いモノや平置きを要する持ち物を入れても安心です。

自立して置ける

マチがあると底が平らになり、トートバッグを立てて置いたときの安定感が増します。自立させることもできるため、出先でも重宝するでしょう。

マチ付きトートバッグの注意点

たくさんのメリットがあるマチ付きバッグですが、デメリットがまったくないわけではありません。制作・選定時には、次のポイントに注意してください。

● 使わないときにかさばることがある
● 加工分のコストがかかる

使わないときにかさばることがある

マチのあるトートバッグは底部分の厚みや面積が広いぶん、折りたたんでもマチなしほどコンパクトになりません。そのため使わずに保管するときや持ち運びの際、かさばりやすいのが難点です。トートバッグ自体がすっきり収納できることを重視するなら、三角マチなど折りたたみやすいタイプを選びましょう。

加工分のコストがかかる

マチの種類にもよりますが、使用する生地が多いぶんその費用や加工の工程も増えるため、製造コストが高くなります。単価を抑えたいときは、トートバッグのサイズを小さくするか、マチなしタイプも選択肢に入れてみてください。

ノベルティとしてのマチ付きトートバッグの評価

トートバッグを販促・PRなどのノベルティにすることを踏まえると、マチがあることで次のような効果が得られます。

● 印刷面が広く可視性が良い
● 実用性に優れ役に立つ
● 長期間使え役に立つ

印刷面が広く可視性が良い

トートバッグにマチを付けると、印刷できる面積も広がります。印刷面が大きいとデザインの幅も広がるため、より効果的にアピールできるはずです。

実用性に優れ役に立つ

収納力・安定感が抜群のマチありバッグは、実用性がバッチリです。使い勝手のよいグッズはさまざまなシーン・用途に使ってもらえるので、ノベルティの宣伝効果もアップします。

長期間使える

マチありトートバッグは丈夫で長持ち。そのぶん長期間の宣伝・PRが可能になり、より多くの集客が見込めます。また、ポケットティッシュなどの使い捨てのノベルティとは異なり繰り返し使えるため、エコでサステナブルなグッズを制作したいときにも最適です。

マチ付きトートバッグの販促STYLEでの制作事例

ここからは「販促STYLE」のマチ付きトートバッグの制作事例を紹介します。

まとめ

トートバッグは、マチのあり・なしで、それぞれ違った魅力があります。デザイン性や機能性を重視したトートバッグ制作にはマチ付きトートバッグがおすすめ。マチの形によっても見た目や使い勝手が変わるので、目的や用途、イメージに合わせて最適なフォルムを選んでくださいね。 トートバッグの制作なら「販促STYLE」 へ!マチあり・マチなしのほか、多彩なラインナップでオリジナルトートバッグ作りをサポートしますので、ぜひチェックしてみてください。

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販促スタイル
WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ業界22年目。営業時代は売上NO1セールスを複数年達成。
仕入や企画を担当後、新規事業であるノベルティECサイト【販促スタイル】を立ち上げる。
現在はマネジメントの傍ら、未来の販促市場について思いを巡らす。

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