トートバッグの素材別お手入れ方法!キャンバストートの汚れを落とす洗い方と日常ケアのコツ
最終更新日:2024.12.17
トートバッグについた汚れは、適切な方法でお手入れすれば落とせます。ただし、トートバッグの種類によって洗濯の可否や洗い方が異なるため、注意が必要です。
今回の記事では、トートバッグの汚れが簡単に落とせるケア方法を解説します。洗濯機を使用する際の注意点や正しい干し方、素材別のお手入れ方法も紹介しますので、トートバッグの黒ずみ・黄ばみに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
トートバッグの汚れを落とす方法は、素材に注意!
トートバッグについた汚れを落とす際、その素材が何かを必ずチェックする必要があります。まず、なぜトートバッグの汚れ落としに素材の種類が重要になるのかを確認しておきましょう。
トートバッグにはいろんな素材がある
トートバッグの生地には、ナイロン、ポリエステル、綿、革などさまざまな素材が使用されています。素材によって洗えるかどうかや正しい洗い方が異なるので、汚れを落としたいときは注意が必要です。
キャンバストートの「キャンバス(帆布)生地」とは
「キャンバス(帆布:はんぷ)」とは、繊維を平織りにした厚手の生地です。トートバッグの生地として最もオーソドックスな素材であり、丈夫で破れにくく、重い荷物を入れてもOK。厚みに反して通気性もよく、布なのに水分を通しにくいのも特徴です。キャンバス生地にはさまざまな厚み・カラーがあるため、組み合わせ次第でデザインの幅が広がるでしょう。
なお、キャンバストートバッグは布なので洗えると思われがちですが、商品によっては洗濯できないものもあります。洗濯表示をチェックし、洗えるかどうかを確かめてからお手入れすることが大切です。
キャンバストートバッグの簡単な汚れの落とし方/日々のケア方法
ここでは、キャンバス生地のトートバッグの汚れを落とす3つの方法を紹介します。すべて簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
防水スプレーで予防をする
キャンバストートバッグは洗濯できないものもあるので、そもそも汚れがつかないようにすることが肝心です。使用前に防水スプレーを使用することで、汚れがつきにくくなります。
コロコロやブラッシングでほこりをとる
トートバッグの黒い汚れの主な原因は、ほこりやチリの付着によるものです。使用後はコロコロして使う粘着クリーナーやブラッシングでほこりをとっておけば、きれいな状態が長持ちします。
部分的に気になる部分は、固形せっけんで汚れをこする
トートバッグのちょっとした汚れは、部分洗いでお手入れしましょう。洗濯用の固形せっけんで汚れ部分をピンポイントにこすり洗いすれば、大半の汚れは落とせるはずです。
キャンバストートバッグの汚れをきれいに落とす洗い方【全体】
トートバッグ全体の黒ずみや黄ばみは、洗濯して落とすしかありません。トートバッグの洗濯は手洗いが基本です。以下では、トートバッグの洗濯方法を説明します。
ただし、洗濯不可のトートバッグを洗った場合、劣化や故障の原因になるかもしれません。洗濯表示を確認のうえ、自己責任でお手入れしてください。
手順①固形せっけんで、汚れている箇所を手洗い
はじめに、汚れのひどい部分を洗濯用の固形せっけんを使って部分洗いします。汚れ部分にせっけんを直接塗りつけ、やさしく手洗いしましょう。
手順②中性洗剤を薄めた、ぬるま湯につけ置き
次に、トートバッグ全体をつけ置き洗いします。桶やバケツにトートバッグ全体がひたひたになる量の水またはぬるま湯を溜め、中性洗剤をよく溶かしてからそのまま約10分〜20分つけてください。
手順③しわにならないよう、弱設定かつ短時間で、脱水
洗ったあとのトートバッグを長時間の脱水にかけると、しわしわになってしまいやすくなります。脱水モードは弱以下に設定し、1分程度の短時間に留めましょう。
トートバッグの汚れ落としに洗濯機を使う場合の注意点
トートバッグの汚れ落としに洗濯機を使う場合は、次の3点に注意してください。
● 洗濯表示を確認する
● 洗濯ネットを用いる
● 中性洗剤を利用する
洗濯表示を確認する
トートバッグを洗濯する前に、必ず洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示には、洗濯の可否や対応する洗い方が記載されています。マークにしたがってお手入れすれば、トートバッグの劣化を最小限に抑えられるはずです。
洗濯ネットを用いる
トートバッグを洗濯する際は、洗濯ネットの使用がおすすめ。洗濯ネットに入れて洗うことで、生地の劣化や型崩れ、色移りなどのトラブルが防げます。
中性洗剤を使用する
トートバッグの洗濯には、中性洗剤を使いましょう。アルカリ性などの強い洗剤は汚れ落ちはよいものの、生地を傷める原因になります。
トートバッグの汚れを落としたあとの正しい干し方
トートバッグのお手入れでは、洗ったあとの干し方も重要です。干し方によって、トートバッグの状態が大きく変わります。トートバッグを干すときは、次の2点を意識してみてください。
ハンガーを2本使って、しわを伸ばした状態で干す
2本のハンガーを平行に並べ、トートバッグの持ち手を左右それぞれに掛けて干しましょう。内側までしっかりと風が通るので早く乾くほか、マチ付きのトートバッグの型崩れ防止になります。
直射日光にあたらない場所で干す
トートバッグの基本の干し方は陰干しです。直射日光に当てると生地の劣化や変色を招くため、極力避けてください。
その他の素材のトートバッグが汚れたときの正しい洗い方
先述のとおり、トートバッグの正しい洗い方は生地の素材によってさまざまです。ここからは、トートバッグによくある3種類の生地の正しい洗い方を解説します。なお、同じ素材でも商品によって洗えない場合があるので、洗う前に洗濯表示を確認してください。
ナイロン・ポリエステル
一般的に、ナイロン・ポリエステル製のトートバッグは、撥水性があり伸び縮みしにくいため洗濯が可能です。洗い方はキャンバストートバッグと同じですが、ナイロン・ポリエステルは摩擦や引っ張りに弱いので、洗濯ネットに入れてやさしく洗いましょう。
綿
綿製のトートバッグは原料がキャンバス生地と同じなので、取り扱いやお手入れ方法も同様です。ただ、キャンバスより綿のほうが薄いぶん、しわになりやすいので慎重に洗うよう気をつけてください。
レザー
レザー製のトートバッグは水分や湿気に弱いため、基本的に水洗いできません。お手入れの際は、ブラッシングや乾拭きで汚れを落とし、専用のクリーナーを使用しましょう。
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まとめ
素材に応じてお手入れすることで、お気に入りのトートバッグがぐっと長持ちするようになります。ただし、洗えないトートバッグもあるためお手入れは慎重にしなければなりません。なお、販促STYLEで販売しているトートバッグは洗濯非推奨ですのでご注意ください。トートバッグの取り扱いで肝心なのは、ひどい汚れを防止すること 。ちょっとした汚れならグッズを活用すれば対処できるので、こまめにお手入れするようにしましょう。