トートバッグはどう持つのが正解?疲れにくい持ち方や男女別の持ち方を解説!
最終更新日:2024.11.28
シンプルでベーシックなファッションアイテムであるトートバッグですが、持ち方一つで見え方や印象、疲れやすさがガラッと変わります。せっかくなら、よりカッコよく快適に持ちたいと思いませんか?素材やデザインによっても適した持ち方が異なるため、それぞれの特徴をきちんと把握しておくことが大切です。
この記事では、トートバッグの持ち方の基礎から解説します。男女別おすすめの持ち方や、疲れにくい方法についてもまとめました。トートバッグをスマートに持ち歩き、周りと差を付けたい方はぜひ参考にしてください。
トートバッグの持ち方4選
基本的なトートバッグの持ち方は全部で4通り。以下でそれぞれの特徴を説明しますので、体型や服装、荷物の重さに応じてぴったりの持ち方を探してみましょう。
肩にかける
持ち手が長いタイプのトートバッグは、肩かけすれば楽に持てます。目安として、持ち手の長さが50cm以上あるトートバッグは肩かけ用です。通勤・通学やペアレンツバッグなど、たくさん荷物があったり重いモノを入れたりするときは、肩にかけて持ち運ぶと負担が軽くなります。
ただ、肩にかける持ち方は、どちらかというとカジュアルな印象。そのため、きちんとした場には向かないかもしれません。また服装が厚手の生地やドルマンスリーブのようなたっぷりとした袖だと、かさばってうまく肩にかけられないことがあります。
持ち手を持つ
持ち手が短いタイプのトートバッグは、それを直に手でにぎる持ち方を想定して作られています。持つ姿がスマートになり、フォーマルシーンにも適しています。
ただし持ち手を持つのがおすすめなのは、サイズがコンパクトなとき限定です。持ち手が長かったり大きなサイズだったりするトートバッグの持ち手をにぎって持つと、地面に付いてしまいます。
持ち手を肘にかける
持ち手が肩かけできるほど長くなく、手で握るのは難しい場合は、肘にかけて持ってみましょう。両者の良いとこどりのような持ち方であり、立ち姿もエレガントな印象です。
しかし、持ち手を肘にかける持ち方は、女性的なイメージを与えます。特に手のひらを上向きにして持つと、肘が内側に入ってしゃなりとした姿勢になりやすくなるので、好みが分かれるかもしれません。肘かけでジェンダーフリーに持ちたいなら、手の甲を上または横にして持つとよいでしょう。
ショルダーストラップを付ける
ベーシックで使い勝手がよく、定番人気のトートバッグですが、片手が塞がってしまうのが難点。トートバッグを持っていても両手を自由に使いたいなら、ショルダーストラップを取り付けて斜めがけしてみてください。
また持ち手の短いトートバッグを肩かけ・肘かけしたいときにも、ショルダーストラップが大活躍。あらかじめショルダーストラップが付いていなくても、別売りや、リメイクして持ち手自体を長くすることでも対応できます。
女性におすすめのトートバッグの持ち方
トートバッグの持ち方で女性らしいたおやかさをアピールしたい方は、次の3つのポイントを押さえて持つことをおすすめします。
● 1.荷物をぱんぱんに入れない
● 2.大きめのトートバッグは肩から下げて持つ
● 3.小さめのトートバッグは両手で前に持つと◎
とはいえ、ファッションは性別関係なく自由なもの。以下を参考に、自分らしいバッグの持ち方を見つけてくださいね。
1.荷物をぱんぱんに入れない
トートバッグに入れる荷物は、容量に対して少なめに入れるほうがスタイリッシュです。パンパンに荷物を詰め込んでしまうと、生活感が出て印象がイマイチに……。特に荷物がたくさん入ったトートバッグを肘かけにすると、腕に跡がついてしまいかねません。荷物が多くなりそうなときは、大きめサイズのトートバッグを選ぶほか、サブバッグを活用するとよいでしょう。
2.大きめのトートバッグは肩から下げて持つ
女性の方が大きめのトートバッグを持つときは、肩にかける持ち方をおすすめします。個人差があるとはいえ、女性の平均身長を考慮すると、ビッグサイズのバッグを手持ちもしくは肘かけすると、引きずってしまう可能性が高くなるうえ、少々締まりのない印象になってしまうからです。女性にとって大きめのトートバッグは肩かけが最もバランスのよい持ち方ですので、ぜひ試してみてください。
3.小さめのトートバッグは両手で前に持つと◎
女性の方が、小さめのトートバッグを両手で前に持っている姿はとってもキュート!歩行中には向きませんが、デートやショッピングの待ち合わせなどで、立ち姿をかわいく見せたいときにイチオシの持ち方です。
男性におすすめのトートバッグの持ち方
トートバッグは性別問わず多くの方から愛用されています。持ち方によっては女性的な印象になるかもしれませんが、現代はファッションにも多様性が重視される時代です。持ちやすさや周囲に与えたいイメージに合わせて、持ち方を変えてみてください。また以下では、今男性がトートバッグを持つことの意味についても考えていきましょう。
1.持ち手の長いトートバッグは肩から下げて持つ
基本的に、男性は身長でトートバッグの持ち方が制限されることが少ないため、もともと想定されている持ち方でOKです。したがって持ち手の長いトートバッグを使うときは、肩にかけて持つのが最もスマートな持ち方だといえます。また、男性なら肩をまたいで背負うように下げて持つのも無造作な感じでクールです。
2.持ち手の短いトートバッグは片手で持ち手を持つ
同じく、持ち手が短いトートバッグを持ち歩く場合はそれをにぎって持ちましょう。ただし、持ち手を両手で持つとかわいらしい印象を与える場合があります。かわいらしさを避けたい方は片手で持つよう意識してみてください。また、小さめなバッグは持ち手ではなく本体を片手で握って持つとクラッチバッグのように使えます。この際、小脇に抱えてしまうと楽ですがイメージダウンの元なので、ワイルドな持ち方を意識してみましょう。
男性がトートバッグを持つのはカッコ悪い?
ひと昔前は女性が持つというイメージのあったトートバッグですが、最近は男性の愛用者もめずらしくなくなりました。通学やカジュアルな私服、ビジネスのサブバッグなどのほか、レジ袋が有料化してからは男性でもエコバッグが必須ですよね。メンズ向けに持ち手を長く取った商品も増えており、バッグ選びの選択肢がどんどん広がっています。現代はジェンダーフリーがトレンドの時代。個性や好みに合わせて、バッグ選びをもっと自由に楽しんでくださいね。
疲れないトートバッグの持ち方
トートバッグは、持ち方にちょっと工夫するだけで疲れやすさが変化することを知っていますか?ここからは、トートバッグを持つ負担を減らす2つのコツを紹介します。
左右交互に持ち替える
トートバッグを持つときは、定期的に左右交互に持ち替えましょう。どちらか一方の手だけでずっと持ったままでいると、肩に負担が大きく、体のゆがみを引き起こす原因にもなります。
取っ手の付け根に手を添える
たくさんの荷物が入った重いバッグは、取っ手の付け根に手を添えて持つと負担が軽減します。その際、上に引っ張るより、前方へ押すようなイメージで手を添えるほうが両手とも楽になります。
トートバッグの販促Styleでの制作事例
ここからは「販促STYLE」の制作事例のうち、持ち手が長め・短めの2つに分けて紹介します。
まとめ
トートバッグの持ち方を少し変えるだけで、持ちやすさやファッション性がぐっと高まります。今回は男女別のおすすめの持ち方なども紹介しましたが、これはあくまでも目安。ジェンダーにとらわれる必要はありませんので、個性や演出したいイメージ、用途に合わせて自分が持ちやすい持ち方を探してみてくださいね。