
販促目標の設定方法・立て方とは?具体例もご紹介
最終更新日:2025.03.05
販促を実施するうえで重要なのが、「販促目標」の設定です。販促により、どのような効果を得たいのかが具体的でないと、施策が思いつかなかったり成果にむすびつかなかったりする恐れがあります。
しかし、販促目標をどのように設定したら良いかわからない方もいるでしょう。そこで本記事では、販促目標の設定方法や販促計画の立て方、販促に有効な施策を解説します。
販促計画とは?

販促計画とは、企業が製品やサービスを顧客に知らせ、販売を促進するための詳細な戦略と活動の一連の計画のことです。この計画には通常、目標市場、目標設定、販促手段の選択、実施スケジュール、予算、効果測定などの手法が含まれます。
目標設定
計画の全体的な方向性を決定します。目的は具体的かつ測定可能であるべきです。「新製品の売上を3か月で20%増加させる」「1日当たりの来客数を2倍増やす」など、数値を用いて設定しましょう。
ターゲット市場の定義
誰を対象にするかを明確にしましょう。ターゲット市場は、年齢や性別、地理的位置、興味、行動などによって特定されます。
販促戦略の選択
販促手段としては、広告の利用や直接的なマーケティング、パブリックリレーションズ(PR)、個人販売、セールスプロモーションなどがあります。どの手段を使うかは、製品やサービスの性質やターゲット市場、目標によって決定されます。
予算設定
販促計画の実行に、どれくらいの資金が必要かを決定します。これは、企業の利益や販促活動の規模、設定した目標により決定されます。また、同じ業界の平均値なども参考にしましょう。
スケジュール作成
いつ、どの活動を実施するかを計画します。また、どのくらいの期間、販促を実施するかも検討しましょう。スケジュールはシーズンや製品のライフサイクル、競争状況なども考慮して決定します。
効果測定
キーパフォーマンスインジケーター(KPI)を設定し、販促活動の成果を評価します。KPIとは、最終的な目標を達成するための中間目標のことです。KPIには、販売量や市場シェア、ブランド認知度の増加などが含まれます。効果測定により、施策の改善が可能です。
販促目標設定の立て方は?ポイントをご紹介
販促目標の立て方のポイントには、以下の6つがあげられます。
● ビジネス目標の理解
● ターゲット市場の特定
● SMART目標の設定
● 戦略と戦術の計画
● ベンチマークとKPIの設定
● 販促活動の実施と評価
ポイントを押さえ、販促目標を設定しましょう。
ビジネス目標の理解
まず、販促活動が支援すべき全体的なビジネスの目標を理解しなければなりません。ビジネス目標には、売上増加や市場シェアの拡大、ブランド認知度の向上などが含まれます。
ターゲット市場の特定
製品やサービスの対象となる市場を明確に定義します。これには、デモグラフィック情報や地理的な要素、および消費者の行動と嗜好が含まれます。
SMART目標の設定
SMARTとは、以下5つの基準に沿って目標を設定するためのフレームワークです。
● Specific(特定の)
● Measurable(測定できる)
● Achievable(達成できる)
● Relevant(適切な)
● Time-bound(時間制限のある)
SMARTを設定し、販促活動の成功を具体的かつ測定可能な形で評価します。
戦略と戦術の計画
目標達成のための戦略と具体的な戦術を計画します。これには、どのチャネルを使用し、どのようなメッセージを伝えるか、どのようなプロモーションを行うかなどが含まれます。
ベンチマークとKPIの設定
ベンチマーク(比較のための指標や基準)とKPIを設定します。数値を見れば、販促活動の効果を測定したり必要に応じて調整したりすることができます。
販促活動の実施と評価
施策を実施した後は、KPIに基づいてパフォーマンスを評価します。評価をすることで、未来の販促戦略を改善し、目標を達成するための学習機会を提供できます。
販促目標の例は?

たとえば、売り上げなら「次の四半期で新製品の売上を30%増加させる」といった具体的な目標が立てられるでしょう。新規顧客の獲得を狙っているなら、「特定の地域での新規顧客数を次の6ヶ月で10%増やす」「カードの登録者数を前年度比1.5倍にする」などがあげられます。
ブランド認知向上なら、「次の6か月でブランドの認知度を20%増加させる」といった目標が立てられます。具体的な数値を用いれば、施策を立てやすくなるでしょう。また、現時点でどれくらい達成しているのかも把握しやすくなります。
販促にはノベルティが有効
販促方法について悩んでいるなら、ノベルティの配布がおすすめです。ロゴや企業名が入ったノートやペンなどのノベルティを無料で配布すれば、顧客への認知を拡大できます。日常的に使うものなら利用するたびに目に入るため、長期的なブランディング効果も見込めるでしょう。
販促計画におすすめなノベルティ向け商品4つ
販促計画におすすめなノベルティとして、以下4つの商品を紹介します。
● タッチペン付3色+1色スリムペン
● カバー付フセンメモ
● ハードカバーノート(罫線)
● ステンレスサーモタンブラー 360ml
それぞれの詳細をみていきましょう。
販促目標を設定しましょう
より多くの人に商品を知ってもらい、購入してもらうには販促目標の設定が重要です。販促によりどのような効果を得たいのか、具体的な数値を用いて設定しましょう。また、販促活動を効果的に実施するには、販促計画が必要です。今回紹介した内容を参考に、目標やターゲット、スケジュールなどを詳細に設定しましょう。
販促にはノベルティの配布が効果的です。
販促スタイルでは、今回紹介した商品以外にも、バッグやポーチ、スマホグッズなどさまざまなアイテムを取りそろえています。最短2日で名入れ可能。他社価格より高い場合は、お安い価格を提案させていただきます。ノベルティの作成に、ぜひご利用ください。