トートバッグにカビが!よくある原因や生えやすい生地と白カビ・黒カビの対策方法

トートバッグにカビが!よくある原因や生えやすい生地と白カビ・黒カビの対策方法

最終更新日:2025.01.31

トートバッグは、手入れや保管の方法を誤ると、白カビや黒カビが生えやすくなります。一度カビついたトートバッグは売ることもできず、捨てざるをえなくなってしまうため、事前に対策しておくことが大切です。

今回は、トートバッグのカビの原因と種類ごとの落とし方、予防のコツを解説します。たくさんのトートバッグを保管している企業・店舗の担当者の方は、ぜひご一読ください。

トートバッグがカビる3つの原因

まず、マルシェバッグとエコバッグそれぞれの定義を確認しておきましょう。

手垢がつきやすい

トートバッグは本体や持ち手など直に触れるパーツが多く、その分手垢がつきがちです。手垢は黄ばみの原因になるだけではなく、カビの繁殖を誘発します。

加工時に糊が使用されている場合がある

トートバッグは加工時に糊が使用されている場合があり、その種類・性質によっては栄養分豊富でカビの餌となってしまいます。加工自体は変えられないため、環境や手入れでカビを防ぐしかありません。

丸洗いできないものが多い

トートバッグは丸洗いできないものも多く、溜まった汚れやホコリ・チリを放置すると、それを媒介してカビが発生しやすくなります。そもそも、カビは洗濯しても簡単には取れません。きれいに落としたつもりでも残っていたり、誤った洗濯方法で逆にカビの原因になったりすることもあるため、お手入れの際は注意が必要です。

カビやすいトートバッグの生地

カビが生えやすいのは、次の2種類の生地を使用したトートバッグです。

● 布バッグ
● 革バッグ

布バッグ

天然素材であるコットンやキャンバス、麻などの布生地のトートバッグはカビやすい傾向にあります。繊維の隙間に汚れやホコリが溜まりやすいほか、水分や湿気をよく吸収するなど、カビが好む環境が整っているためです。

革バッグ

革製のトートバッグは、天然皮革・合皮いずれもカビのリスクが高いグッズです。

天然皮革といった動物由来の素材は、タンパク質やタンニンが多く含まれ、それがカビの栄養源となって繁殖します。一方、合皮は湿気がこもりやすく、乾燥に時間もかかるため、じめっとした環境に置いておくとすぐカビが発生しがちです。

また、ケア用のクリームの取り扱いを誤ると、それが原因でカビることもあります。

トートバッグに生えやすいカビの種類と落とし方

トートバッグに生えるカビは、主に白カビ・黒カビの2種類です。以下では、それぞれのカビの特徴と落とし方を説明します。

白カビ

トートバッグにホコリのような白い斑点が付いている場合、それは白カビの可能性があります。白カビは生地の表面に付着しているだけのケースも多いため、早いうちなら乾いた布やティッシュで拭き取れば除去できるでしょう。

黒カビ

黒カビは、空気中に浮遊しているポピュラーな部類の真菌です。黒く小さな斑点様に生えるのが特徴で、生地の奥深くまで根を貼るため、拭き取るだけでは落ちません。洗濯や漂白剤を使用すれば除去できる可能性がありますが、シミとなって残りやすいので、早めの対処が肝心です。

トートバッグのカビを防ぐ7つのコツ

次の7つのポイントに注意して取り扱うことで、トートバッグのカビが防止できます。

● 汚れや水分がつかないようにする
● 温度・湿度管理を徹底する
● 通気性のよい場所に保管する
● 除菌対策を行う
● 床に直置きしない
● 中に紙の詰め物を入れておく
● むやみに在庫を持たない

汚れや水分がつかないようにする

トートバッグについた汚れや水分はカビの温床となります。保管場所の汚れはこまめに掃除するほか、ホコリやシミがついたり濡れたりしたらすぐに拭き取り、しっかり乾かしましょう。防水・防汚グッズを活用するのもおすすめです。

温度・湿度管理を徹底する

高温多湿はカビの大好物。最も繁殖しやすいのは、温度20℃〜30℃、湿度70%〜80%です。上記の条件を目安に温度・湿度管理を徹底すれば、カビの繁殖を最小限に抑えられます。

通気性のよい場所に保管する

カビは、通気性の悪い場所を好みます。何個も重ねたり、たくさん詰め込んだりして保管するのは避け、定期的に換気しましょう。

除菌対策を行う

使用前やお手入れ後、アルコールや除菌剤を噴射しておくとカビの発生が防げます。保管場所に、置き型の除菌グッズを置いておくのも有効です。ただし、革製のトートバッグにはアルコールが厳禁なので注意してください。

床に直置きしない

床は汚れや雑菌の温床のため、トートバッグを直置きするとカビの原因になりかねません。保管場所の掃除を徹底するとともに、下に置くときは紙や布を敷いておくことをおすすめします。

中に紙の詰め物を入れておく

未開封品や長期的に保管する際は、バッグ用の紙製緩衝材、いわゆる「あんこ」を中に入れておくとカビが生えにくくなります。なお、グレーのあんこは中質紙もしくは更紙、白い場合は主に薄葉紙や純白紙などが用いられています。あんこ以外のものは中に入れず、必ず空の状態で保管してください。

むやみに在庫を持たない

トートバッグの大量保管はカビの元です。
むやみに在庫を持つのではなく、こまめに仕入れることが、カビ対策になります。必要に応じてすぐ発注できるよう、在庫豊富な業者を見つけておくと安心です。

まとめ

トートバッグに生える白カビ・黒カビは、正しいお手入れや管理方法で防げます。洗えないタイプのトートバッグも多いため、防止対策を徹底しましょう。特に、布製と革製のトートバッグはカビが生えやすいため、取り扱いや在庫過多に注意してください。

トートバッグに生える白カビ・黒カビは、正しいお手入れや管理方法で防げます。洗えないタイプのトートバッグも多いため、防止対策を徹底しましょう。特に、布製と革製のトートバッグはカビが生えやすいため、取り扱いや在庫過多に注意してください。「販促STYLE」へ!小ロットから大ロットまで、いつでも柔軟に対応できる体制を整えています。防菌・防汚加工のトートバッグも多数取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください。

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WRITER 向井 章浩

株式会社トランス イーコマース部 マネージャー

ノベルティ業界22年目。営業時代は売上NO1セールスを複数年達成。
仕入や企画を担当後、新規事業であるノベルティECサイト【販促スタイル】を立ち上げる。
現在はマネジメントの傍ら、未来の販促市場について思いを巡らす。

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